熊野市議会議員久保さとし・・先進地研修(5)

最後に訪問したのは、夕張市・・旧夕張幌南小学校の廃校活用について学んできました。
財政破綻から始まった夕張市においては、急激な人口減が進んだことから、行政効率を上げて再生を果たすことを目的としたコンパクトシティ化を図っていいます。

そして、人口減と残った人口の集約化の影響で、小中学校、高校の統廃合が進み、廃校となった学校施設が多く存在するとのことです。
その遊休施設の一つを滝川市に本拠を置く「株式会社スポートピア」が夕張市から無償貸与を受け「ゆうばり自然体験塾」を運営しています。

その「ゆうばり自然体験塾」は、道内の中学・高校の体験学習の外、道外・・特に関西の中学校からの修学旅行を自然体験研修としての受け入れを行っていて、内容はカヌーによる川下りやサイクリング、化石採取などのアウトドア体験・・ジャム作りや化石を利用したレプリカ作りなどのインドア体験・・農家と連携した農業体験・・そして夕張ならではの炭鉱遺跡を活用したツアーなどを実施しています。

特に近年では、ファームビジットと称するファームスティによる農業体験に力を入れており、夕張だけで年間1000人を受け入れているとのことでした。
しかし夕張だけでいうと、これで事業としては成り立つものではなく、この会社が事業展開する富良野や滝川などの事業を合わせ、そして冬季の修学旅行へのスキーレンタル事業で採算を上げているとのこと。
現在、10年契約の7年目で、最近完成した北海道最大のシューパロダムにおけるカヌー体験などをメニューに入れるなどで採算性の向上を図っているが、契約満期以降の事業延長についてはまだ確定していないとのことです。
スタッフのお話では、会社としては他の事業も含めたトータルで事業を考えているとのことでしたが、やはりこのままでは事業継続について検討を要するということなのでしょうか。

宿泊を伴わない廃校活用ということで、あくまでも体験フィールドの拠点としての活用でしかないことが、人件費などのリスク軽減につながっている反面、長い冬季間は閉鎖をするということで年間の収益が望めないことが、経営の上で大きな課題となるのは必至ですが、このような取り組みを熊野市に当てはめた場合、年間を通して事業を動かすことができることから、やり方によってはコミュニティビジネスとして成り立たないことはないとも感じました。

 

 

 

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