熊野市議会議員久保さとし・・先進地研修(2)

次に訪れたのは「ふらのまちづくり(株)」
人口22,000人の市で、民間主導で進む中心市街地の再生について学んできました。

対応していただいたのは、マネージャーの本田さんとスタッフの小林さん・・いずれも地元出身者ではなく、都会からこの試みに公募に応じてこられた方です。

市街地にあった病院(「北の国から」の蛍が勤めていた病院)の移転により、市街地の空洞化が現実のものとなったことと、それ以前からの商店街の衰退と併せて、中心市街地の再開発が大きな課題となっていました。
「北の国から」のヒットにより、観光客の流入は多くなって(180万人)はいたが、郊外のロケ地や風光明媚な土地に流れ、市街地への滞留はほとんど見られない状況であったそうです。
何か・・熊野市の状況とよく似ています・・

そんな中、現在「ふらのまちづくり(株)」の社長を務める西本氏を中心に、行政に委ねるまちづくりではなく、官民協働でのオール市民によるまちづくりを提唱し「富良野市中心市街地活性化協議会」が2007年2月に発足しました。
協議会では「ルーバン・フラノ構想」を立案し、2003年にTMO構想の認定を受けて設立されていた「ふらのまちづくり会社」を資本金1,035万円から8,350万円へ増資し、その構想の推進母体としての体制を確立しました。
その増資については、商工会議所を中心に64の企業・団体・個人が出資し、市には増資を求めず、商工会議所役員で経営責任を持つ体制となりました。
富良野市でこの取り組みが始まった頃の熊野市の状況と言えば、人口21,000人・・世界遺産に登録され観光客が増えていた時期・・よく覚えていませんが観光公社ができた頃かな・・

「ルーバン・フラノ構想」は、「フラノマルシェ構想」(まちなかに人を誘う拠点づくり)「ネーブルタウン構想」(人が住み・集い・賑わう中心市街地づくり)の二本の柱からなっています。
ちなみに、ルーバンという言葉は、ルーラル(田舎)とアーバン(都会)を組み合わせた造語で「田舎と都市の良さを併せ持ったちょっとおしゃれな田舎町」の意味を持ち、自分たちの手で都市的感性を持った便利で楽しく心豊かな町を作っていこうという思いが込められているそうです。

それぞれの内容については、次回の先進地研修(3)で詳しく述べますが、ここで特筆すべきは、行政にすべてを委ねることなく、民主導で・・というかほぼ民間資本と人員体制でこの構想実現のために立ち上げました。
ただ、市が何もしなかったというわけではなく、道路や景観などのインフラ整備の部分を担うなど、それぞれの分野でコラボしてこれを実現していったということです。

民主導、市民が主役・・まさにそれを実践したのがこの「ルーバン・フラノ構想」・・中心市街地再生の取り組みだったのです。

ちなみに、ふらのまちづくり株式会社の現在の概要は
資本金 8,350万円
出資割合 民間団体・市民7,975万円 商店街175万円 商工会議所100万円
富良野市100万円
役員構成 代表取締役会長 代表取締役社長 専務取締役 取締役3名 監査役2名

 

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